アメリカ最古のボストン地下鉄とPCCカー展示 #3295 #5734

 

アメリカで最古の地下鉄はMBTA(マサチューセッツ湾交通局)が運営する、1897年開業のボストンのグリーンラインの地下区間がそれに相当します。ニューヨークはその7年後なので大きな違いはありませんが、こちらがアメリカ最古ですね。

グリーンライン「BOYLSTON STREET」

ステキでシンプルな外見のBOYLSTON STREET駅。ボストンの地下鉄は、上り下りで駅入り口が分けられているので、どちらの方面に行きたいのか確認して入りましょう。この入り口には「INBOUND」と書かれていますので「上り(市内中心部向け)」になります。反対に郊外向け(下り)は「OUTBOUND」と書かれています。

ちなみにBOYLSTON STREET駅は、ボストンコモン公園(Boston Common)の脇にあります。

Boston Common

この公園にはリスが大量に生息しています。

かなり人懐こいので写真撮ってる人が多かったです。でも原生動物なので触らないようにね。

でホームに向かいます。色々歴史が垣間見えるボストンの地下鉄。駅舎の裏側なんかもお見逃しなく。

このグリーンラインは非常に多くの行き先があります。またそれ以外にも、レッドライン、オレンジライン、ブルーライン、シルバーライン(バス)があります。

券売機

この地下鉄(Tと呼ばれる)のチケットは、ちょっと独特です。

大きく2種類のチケットがあります。CharlieCard(プラスチック)、CharlieTicket(磁気カード)ですね。普通に券売機で購入できるのがCharlieTicket(磁気カード)。

窓口や、こういうTの服を着たスタッフから「タダで貰える」のがCharlieCard(プラスチック)。ICカードになっていて、運賃が少し安くなります。絶対ゲットしたほうが良いです。「Do you have a CharlieCard?」とか言えば貰えます。

もしCharlieCardがゲットできていれば、タップしてチャージしたりできます。

あとはガイダンスのとおり進めば、チケット購入に迷うことはないと思います。

改札口

ゲートはこんな感じ。CharlieTicket(磁気カード)は黄色い部分に差し込んで、そのまま引き抜く。CharlieCard(プラスチック)は黄色い部分の右側にある黒いセンサーにタップします。

乗車後の出場はそのまま出るだけです。

ホーム

入場してしまえば、あとは自由に動けます。

でも、アチコチに写真映えスポットが(映えてない??)ありますので、パシャパシャ、、。

グリーンラインの特徴は、ホームが低いこと。

郊外に走っている普通の電車を地下に埋めたようなものですからね。

売店もありますが、これ、そのまま線路の上を歩いて行っていいの???

って、良いみたいです!

全然問題ないようです、、、。ちょっと怖いけど路面電車のスタンスなんですね。3856形。公式サイトに車両情報を見つけられなかったので、製造年などは分かりませんでしたが、Wikipediaによると、3800番台は1998年~2007年製造とのこと。

3610形。

3671形。

3684形。

3714形。3600~3700番台はこの形みたいですね。3600番台は1986年~1988年製造、3700番台は1997年製造とのこと。

そういえば、連結器が意外としっかりしてていい感じでした。

展示車両

Display carsとして、3295、5734の2車両がボイルストン駅に展示されています。PCC CarとはPresidents’ Conference Committee Carの略でアメリカ合衆国で開発された高性能路面電車車両です。サンフランシスコでも走ってましたね。(「世界中のストリートカーが走る博物館のようなサンフランシスコの路面電車」を参照)

3295形は1951年製で1986年まで利用された車両。

5734型は、1924年製で1959年に引退した車両。古い!

RED LINE

レッドラインにも乗ってみます。

こちらも古い写真が掲示されていて、歴史を感じます。

ホーム。かなり広い!

車両もかなり古そうですが、、、。01650型は1969年~1970年製造だそうです。古い、、。

01818型。こちらは比較的新しいようです。

ちなみにパンタグラフは見当たりませんでしたので、第三軌条方式ですかね。

 

 

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