新梅田食道街に本店がある「串かつ松葉」。
1949年の創業で注文揚げではなく、昔ながらの揚げ置きスタイルで提供している有名店です。
そんな「揚げ置き」も新型コロナウイルス対策の影響で変わってしまいましたね、、。
総本店@新梅田食堂街
まずは通常時の「松葉」さん。新梅田食堂街の中に総本店があります。
その他、新梅田食堂街についてはこちらの記事「大阪立ち飲み@新梅田食堂街」をどうぞ。
串かつ松葉総本店だからか、暖簾がかなり歴史を感じるものでした。ちょっとルールが独特なので、知らないと何も食べられない憂き目にあうかもしれません、、、。
一応壁にはメニューも貼ってありますが、カウンターにいる人は全然見てませんし、壁側の団体さんには、スタッフがオーダー取りに行ってますけどね。
カウンターに陣取ると、目の前にはキャベツの山。無料で食べ放題(ってことに後で気付いた)。ほとんどの人が瓶ビールでしたが、、、生ビールも480円ですから、「タコハイ」ってのにしました。グラスは「赤玉パンチ」ですが、、、。タコハイは「焼酎の炭酸割」ですね。
で、このお店は「揚げ置き」というスタイルをとっていて、今は注文揚げが主流ですが、元々串揚げは「揚げ置き」が本来なんだそうです。先ほどカウンターにあった串を勝手に自分で取って、モリモリ食べていくわけです。「牛串揚がったよー」って感じで声が掛かり、各テーブルのバットに置かれていくので、好きなものを取ります。なければ揚げてくれるようですが時間かかります。
ちなみに揚げて時間がたったものは、再度油通ししてアツアツにしてくれます。で、最後はこの小皿を店員に渡して会計してもらいます。
新大阪店
こちらも立ち飲みスタイルですが、満席、、暫く待っていたら1席(1人分)空いたので、滑り込みました。
もちろんキャベツ食べ放題ww。そしてこちらも揚げ置きスタイルです。
まずはドリンクですが、洗練されたエキナカ。ちゃんと目の前にメニューがあります。
串メニューはこんな感じで、明朗会計が可能な写真付き! でも会計は店員に渡して数えてもらうシステムは同じです。
若鶏。ジューシーで美味しゅうございました。
新幹線待ちの限られた時間でも、サクッと入って、さっと帰れますね。
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスが飲食業に与えた影響は計り知れませんが、、、。大阪で寿司を食べるときに使ってた「刷毛塗り」も醤油さしになってましたし、もちろん串カツも対策が行われていました。
見てのとおり「揚げ置き」がありません。バットごとなくなってる。
ソーシャルディスタンスも保たれていて、前述の写真のようなギュウギュウな環境も無しですし、そもそもお客さんが少なくて寂しい。
さらにこれ。キャベツは自分で「手」で取って食べ放題だったのですが、みんなが振れるところですから「個別提供」に代わっています。さらにソースも「ソース刺し」ですよ、、。
メニューは変わってないように思いましたが、よく見ると「ソース二度付けはダメですよ」の文言が無く待ってますね。
ということで1串1串個別に注文して、個別の専用バッドに提供される、最近の串カツ店のスタイルになりました。
ソースにドボン! ってこともなく、ソース刺しで、ちょちょっと掛けて食べる。なんとなく味気ないですが、味は問題なく美味しゅうございました。