「リモワの新型ルフトハンザモデルの現地調達」で、ドイツで苦労して購入した、「RIMOWA Original Lufthansa Edition Check-In L, Silver」。以前のルフトハンザモデルは、ネジ1つまで飛行機のマークが入るなど、ち密なこだわりがありましたが、LVMHに買収されたあとの新モデルはどうなったのでしょうか?
外見
前回こちらの購入記で書いたように、心が折れながらもようやく自宅に届いた、夢にまで見た(大げさ)RIMOWA。段ボールで持ち帰ることのこだわりを貫き通してみました。
なぜなら、部屋で箱を開けて、、、、、、
この白い袋?からバッグを取り出したかったんですww。 ルイビトンのバッグ風にね。って、逆さやん。
裏はLVMHのマークですが、もちろん上下さかさま。ベルリン テーゲル空港のWorld Shopで購入した際、箱にしまう時、袋を上から被したので気になってたんですよね、、。
ベールを取る! 2017年までのブラックモデルが欲しかったんですが、、。シルバーもカッコいい!
大きな傷は無いですが、プレスの跡というか、修正痕?加工痕は結構ありますね。ま、アルミニウム製ですし、今後傷がついてナンボなので、別にいいです。
とにかくこのマークのために、どれだけの代償を払ったのか分かりませんわ、、、。ふぅ、、。
製品タグが付いてますが(ちゃんとMADE IN GERMANYと書かれていますが)、これ取れない、、。しょうがないのでハサミでタグを切りました。
ちなみに、通常モデルではドイツ製以外もあるようですね。
偽物との判別方法の1つと言われている、ハンドル近くのRIMOWAマーク。ちゃんとありますね。
ヒンジには、LVMHのマークもありますが、リベットが普通のリベット(飛行機マークは付いてない)ですね、、、。
無段階テレスコープハンドル
これは通常モデルと同じですが、テレスコープハンドルは秀逸です。国産品や他社のモデルでも見たことのない自由度。なんと、最下部はここで固定可能。
それがこんなに伸びます。119cmの高さがあるので、身長2mくらいの人でも大丈夫でしょうね。
ところで、この上部ハンドルの近くにある、干渉ポッチ。これ、簡単に取れそうなんですが大丈夫かな、、。
内装
デバイダーにはLVMHのみ。内装にもLVMHのマーク。うーん、ルフトハンザのLuの字も無いわ!
デバイダーを持ち上げる。ちょっとテレスコープハンドルの溝が深いので、荷物を詰めるテクニックは必要ですね。
気になったのが、デバイダーを止めるベルトの金具。なぜこんなにショボいんですかね、、、。これで5年持つんでしょうか???
ちなみに内装にもMADE IN GERMANYのマークがついてました。
TSAロック
気になっていた「TSAロック」。他社では見ない特徴的なカギの仕組み。ダイヤル式で3つのダイヤル(0~9)ですから、たった1,000通りしかない。
10分ぐらいグリグリ試せば開けられちゃうんですよね、、。ま、でもピッキングする人(つまり本気で盗む人)なら数分で開けられますから、これでいいのかもです。
以前「差し込み式のキー」を無くして鍵屋で開けて貰ったこともあるので、それに比べりゃ楽です。
それより気になったのが、この「立ち上がり部分」。ケースを開けておくと、これが邪魔。絶対手をひっかけて危ない。注意するしかないですが。
マルチホイール
大型マルチホイール。ものすごくスムーズに動いて怖いくらい(勝手に動きそう、、、)ですが。
ちなみにここにもLVMHのマークのみで、ルフトハンザらしさはゼロです。
さて、このマルチホイール。四隅に付けすぎた為か、メチャクチャはみ出しています。だから捥ぎ取れるとは思っていませんが、ケースを開けたときに、立っちゃうんです。こんな感じに、、、。
なので、手で左右に廻す必要があります。そもそも車輪が向かい合わせだとケースが開かないですから、ちょっと面倒。
Classic Modelではなく、Original Modelを選んだ最大の理由は、このマルチホイールなので、まぁ良いんですが、本体が6.2kgもあるので、重要なパーツです。
なお、市販のポリカーボネートモデルでも、86リットルのフレームタイプだと、だいたい5.5kg前後あります。つまりアルミでも大して重くないってことなんですよね。
保証書
もう期待していませんが、ルフトハンザらしさは、外装のマーク以外なさそうです、、、。
保証書はここにあります。普段は持ち歩かなくても、シリアルナンバーで確認できるそうですが。
保証規定。基本的には壊れた(壊した)所が直す責務を負うという記載ですね。つまり空港預け荷物で壊れたら、航空会社が直す、って感じ。
ですが、航空会社は「本体」しか保証対象じゃないのが普通です。ハンドルや車輪は直してくれません。「壊れた証明書」は発行してくれますけどね。
なので、5年保証の効くRIMOWAが役に立つわけです。
とはいえ、取扱注意でお願いします。特に子供乗せるなよ!と書かれていますので注意、、、。
保証書にくっついていたネームタグも新型になってますね。ある意味ルイビトンのバッグ、、ですよね。
アクセサリー
日本では見たことのない、ルフトハンザのキーチェーンを7€で購入。本体と一緒に買ったので、このキーホルダーもちょっと税金が帰ってきています。サイズはピッタり同じですね。
あとはリモワといえば、ステッカー。リモワショップでは色々な国のシールが売ってました。
ということで、ルフトハンザモデルを分析してみましたが、ルフトハンザマーク以外は、通常モデルとまったく変わりませんでした。
特別感が無いというか、特別感が無いものをわざわざドイツで買ってくるという、無駄なこだわりが「贅沢」とも言えますが、、。
要は自己満足です。