リモワの新型ルフトハンザモデルの現地調達のデメリット #免税 #ベルリン #ドイツ

 

2017年からルイビトン(LVMH)の配下に収まった、1898年にドイツで創業したリモワ。
その影響からかルフトハンザモデルの販売中止がありましたが、2018にはリモワのジュラルミンモデルのリニューアルに続き、2019年にはルフトハンザモデルも最新モデルとして販売が始まりました。
今回はドイツ本国で直接購入して、大変な免税手続きを済ませて、自宅に配送されるまでの顛末と、収支報告をまとめました。

ま、控えめに言って

普通にネットで買った方がいいと思います(個人の感想)

はい。ただし、偽物を掴まされないように…。

 

あらすじ

全てはこのページに集めてあります。たぶん後半は読まなくても大丈夫です。

1.モデルの選定。ルフトハンザモデルって結構種類有るんです。
2.予約。予約しないと当日在庫がない場合あり。
3.空港で購入。
4.免税手続き。これが意外と時間かかる…。
5.まさかの別送。また時間がかかる。
6.国内配送でも手間取る、、。

もうね、、高い意識がないと心が折れます。てか、折れました。ネットで並行輸入したら? って思いますわ。

モデルの選定

可能な限り日本のリモワ販売店でモデルを吟味していった方が良いです。時間があれば、、。やはり現物を見ると違いますから。
ちなみに、こちらは横浜高島屋の6階にある「リモワ 横浜タカシマヤ」。同じ6階にある旅行カバンコーナー(サムソナイトなどの売り場)とは真反対にありますので探すのに手間取りました。

店内には大量のリモワの段ボールが、、、。どんだけ売れてるんですかね、、すごい量。ちらっと見えたバックヤードにもあふれてましたし、大人気なんですね。

ベルリンに飛ぶ

とは言え、やっぱり現地で見ないと判断付かないのも事実で、、。ドイツ ベルリンに飛びました。ベルリンの壁崩壊30周年の記念イヤーでもありますしね。

着いたのはベルリン近くの「テーゲル空港」。もう1つベルリンの近くには「シェーネフェルト空港」もありますが、リモワショップがあるのはテーゲル空港なのでお間違えなく。

空港にもショップがありますが、どうせ帰国まで買えませんから、市内に出て散策(探索)です。

最初は、ベルリンテレビ塔の近くにある、GALERIAデパートの中にあるリモワショップ。

かなり充実した品ぞろえ。見た感じすべての種類はありそうです。ただしルフトハンザモデルはありません。あれはリモワではなく「World Shop」というルフトハンザが運営しているショップの専売品なんです。
ただし、最新版のルフトハンザモデルは、既製品とまったく同じ(マークの有無の違いだけ)なので、既製品で比較ができます。

リモワを選択する大きな理由が「ジュラルミン(アルミニウム)」で作られた、RIMOWA Classic(写真左)とRIMOWA Original(右)の2つ。それ以外はポリカーボネート製で、正直リモワで選ぶ意味が分かりません。ポリカーボネートならそこらへんで買えばいい。

で、問題はClassicとOriginalのどちらにするか?ですが、多少の容量や重量の違いは置いといて、ポイントは3つ。

Classic Original
TSAロック バー型 大型バックル
テレスコープハンドル 2段階 無段階
マルチホイール 全て小径 大口径あり

デザインに目が行って、大した違いに思えないのかもしれませんが、この3つは見逃せません。特に「テレスコープハンドル」です。ドイツ人を基準に作っているからか、2段階(つまり伸ばして使うと)だと日本人には高すぎる印象。その点、Originalは無段階なので、ベストポジションが探せます。合わせて、大型モデル(Check-In M、Check-in L)は、マルチホイールが大型になるんです。

ということでOriginalに心は動いていますが、もう1つ正規のRIMOWAショップにも行ってみることにして、「KaDeWe」にも来てみました。

少し品ぞろえは多いかな?

ここでも色々見比べてみましたが、やっぱり「RIMOWA Original」が良さそうです。

テーゲル空港

さてと、心に決めて、テーゲル空港に戻ってきました。

「ルフトハンザ コレクション ご購入はこちら」と日本語で書かれている!!!

って、実はベルリン滞在3日間ほどあったので、事前にWorld Shopにメールして、テーゲル空港店に在庫を確保してもらっていました。当日在庫がなかったら「詰み」ますからね。電話で予約するなり色々手はあると思いますが、メールで何度かやり取りして確保が可能でした。

なお、World Shopのオンラインショップで購入して空港で受け取ることもできますが、それができる空港はフランクフルト空港とミュンヘン空港だけなんです。オンラインなら10€のバウチャーも貰えてお得なんですが、テーゲル空港ではそれができないんです、、。

改めてWorld Shopのルフトハンザモデル。沢山ありますねぇ。こちらはポリカーボネートモデル。

サイズ選択

そして、アルミニウムモデル。一番小さなCabinは40 x 55 x 23cmのサイズですが、微妙に機内持ち込みでオーバーする可能性があります。(たとえばベトナムエアラインは、3辺合計で115cm。Cabinは3辺合計で118cmなのでオーバーです)。
なので、すでに「Check-In L」に決めています。中途半端なサイズじゃしょうがないですから。

まぁ、メールで事前に在庫を確保してもらったので、倉庫から出してもらう。この倉庫の感じからすると、通常時は在庫は無いようですね。(現物販売になることも多いようです)

確保していたものには、名前が書かれていました。うれしい。

購入

支払い

さてと、色々ありましたが、「RIMOWA Original Lufthansa Edition Check-In L, Silver」を購入。

免税手続きをしますので、Tax Fee Formを貰いましょう。ま、ほぼ全員免税手続きしますから、言わんでも作ってくれると思いますが。パスポートを見ながら色々記入してもらいます。

今回は箱ごと「綺麗に」持って帰るのが1つの目標なので、運ぶカートが必要です。もちろん、外箱を捨てて中身だけ持って帰っても良いですけどね。

テーゲル空港にあるカートは有料。でも後で返せばコインは戻ってきます。1€コインが必要ですが、50セント(ユーロ硬貨)で借りれました。なんにしても硬貨が必須なのでご注意を。

カートに乗せて段ボールを運ぶ。

免税手続き

長ーーーい伝票を手に免税カウンターに向かいます。

返金額123ユーロって大きいですからね。

テーゲル空港ターミナルの中央にある、、

「Tax Refund」がここにあります。

この奥、矢印の先です。

手続き自体は簡単に、1-2分で終わるのですが、ほとんどの人が慣れてないので、とにかく時間がかかります。30分ぐらいは見積もっておいた方がいいと思います。

ここでは、先ほどの長いレシートと、e-ticket(チェックイン前ね!)、パスポートを出すだけです。

長いレシートの端っこに、ハンコを押してもらいました。これで免税手続き自体は完了です。

還付金

還付金を受け取る方法は大きく2ヶ所あります。しかし、Global Blueは使えません。

World Shopで買ったので、もう1つの換金所に向かいます。

Reise Bank。こちらで換金できます。

先ほどの長いシートと、パスポートを見せると、現金で返金が完了です。
ちなみに、クレジットカード返金も可能です(レシートにチェックする欄がある)し、返金も日本円やユーロが選べますが、今回はユーロで頂きました。

手数料が引かれて、116.5ユーロが帰ってきました。(収支は後ほどまとめます)

チェックイン

ここまでで既に心が折れてますが、まだまだ続きます。

なのでスタンドで腹ごしらえ。うんまい。

エールフランスで帰ります。ってことでチェックイン手続き。RIMOWAの入った段ボールも預けます。

ここにも書いてありますように、「チェックイン前に免税手続きしなよ」と。

なので、還付後にチェックインしたのですが、ここでは預けられないとチェックインのスタッフに言われる。何言ってるのか分からんので色々聞くと最後に

「TeR E Bulky」

とメモ書きを渡された。
あーー、なるほど、Bulkyとは「かさばる」って意味ですが、ターミナルEのBulky-baggageに自分で持っていけ。ってことですね。

かさばる荷物預け

再びターミナル中央に来ました。

そこに「Bulky-baggage」が(地下に)あります。

このエレベーターでおります。

この矢印の先にいる、スタッフにアイコンタクトすると、右のベルトコンベアに乗せろと言われる。(ガラス扉は施錠されていて空きません)

荷物が吸い込まれて、X線検査が完了したら、Goodサインをされて預け完了です。ここでは特になにも提出無しです。

購入から預入まで並べるとこんな感じ。

World Shopで購入→RIMOWA持参で、、→免税手続き→還付金受け取り→チェックイン→RIMOWA持参で→Bulky-baggage→預け入れ完了

です。全部で2時間弱かかりました。覚悟していきましょう。

羽田空港

無事帰国。RIMOWAも無事に箱のまま到着。バゲッジクレームは撮影禁止なので写真なし。

クレジットカード(ゴールド系)の付帯サービスで、500円で自宅まで配送してもらうため、JALエービーシーに来ました。
手続きを始めると、予想外の出来事が、、、。

「これ、、大型荷物になります」

はい?? だって160cm以内じゃぁ、、って箱のサイズを測ると、3辺合計で180cmもある。
なるほど、スーツケース自体は160cm以内でも、それを箱に入れたからデカいんですね。ははは、、。

「3,350円になります」

高い!!! 配送料高い!!! 500円で済ませようとしてたのに!!

ま、なにはともあれ、翌日到着しました。

収支まとめ

今回はRIMOWA Original Lufthansa Edition Check-In Lと、ルフトハンザのキーホルダーを買いましたが、その収支まとめです。

Check-In L 1090€ + キーホルダー 7€ = 1097€
内税 175.15€(本体922€+19%)
還付額 123€(約13%)
実際の還付額 116.5€(手数料 約5%減額)

つまり、1097€の買い物が980.5€になったわけです。

為替の変換を考えるとちょっとややこしいですが、、、

本体 134,931円(1097€ x 123円/€ カード払い)
-還付額 13,514円(116.5€ x 116円/€ 空港で換金)
+ 国内配送料 3,350円
=124,767円

お値段だけ見ると、国内では正規品が152,000円(税別。10%だと167,200円)。ルフトハンザモデルは18万円程度で並行輸入されているようなので、確かに3割安く買えましたが、、、。とにかく面倒でした!

 

なお、オンラインでユーザ登録したので、ワールドワイドで5年間の保証が付きましたので日本でも安心です。

 

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