既にベトナムの最新4G LTE状況の記事を書いていますが、これは暫定利用であり15日間の旅行期間中に「いつ使えなくなっても」おかしくない状態なんです。出来るなら店舗で正式契約をオススメします。正式に契約すれば日本から有効期限の延長手続きも可能です。
プリペイドもパスポート登録必須
空港でプリペイドSIMを買うのが一般的ですが、そこで買ったSIMもきちんとパスポート登録をしておかないと、無作為に抽出した「非登録SIM」として無効にされてしまいます。
参考:ベトナム4G通信事情を実際に体験(プリペイドSIM購入編)
登録方法は、プリペイドのパッケージを開くと書いてあります。登録期限は開通から24時間以内。それを超えると無効リスクが高まります。
mobifoneの場合は上の画像のように「data@consortio-services.com」に、SIMカードフォルダのSERIAL No、PHONE NOの写真と、パスポートの写真を送るだけですので登録しておいた方が良いと思います。
Viettelの場合はレジストレーション不要のようですが長期滞在者に聞くと、大体2週間過ぎたころから、ポツポツと「無効」にされるようです。
正式店舗での契約
登録が面倒な場合、正式店舗でプリペイドSIMを買う手もあります。ってことで来てみました。
住所:166C-D-E Trần Hưng Đạo P.Nguyễn Cư Trinh Quận 1
Trần Hưng Đạo通りに店舗があります。タクシーでいけますので、さっきの住所をドライバーに見せてください。
店内。シンプルですね、、、。実機展示もありますが、古い機種がそのまま放置されている感じで、発売から2-3年経ってるものばかり。
しばらくすると、アナウンス(ベトナム語、英語の順で自動音声)が流れますので、カウンターに行きましょう。
契約手続き
申込書がありますので、それに記入するのが本来なのですが、、、パスポートを渡すと全部スタッフが書いてくれます。
カウンターのパソコンにはUSBカメラあるけどね。画質が悪いので自分のスマホを使ってるとのこと。良いのか?パスポートの写真や顔写真を撮られましたけど、、、。
今回は2枚プリペイドSIMを購入。1つはTourist SIMで、20万ドン(のはずが25万ドンでしたが)
電話番号を選ぶことができました。正直何でもいいんですが、、、、。
もう1枚は、データSIM。SIM代 5万ドン+データプランの登録、という形になります。
Data SIMが無事発行されました。
登録内容確認
もっとも重要なのは政府機関(情報通信省)にSIMが登録されていることです。日本なら各キャリアが管理しているんですが、ベトナムでは政府が把握しているんですね、、、ちょっと怖い。
政府が提供している ダイヤル1414 に”TTTB”をSMSで送ると、登録情報が返信されてきます。
登録者氏名、生年月日、パスポート番号、登録地、所有している電話番号(今回は2枚あるので2つ書かれていました)
バッチリOKです。政府の監視下に置かれましたww
この1414は政府提供なので、Viettel、Mobifone、Vinafoneなどでも同様に確認できます。
データ通信料の残高確認は、191にKTTKとSMSを送ると残容量が返ってきます。プランの有効期限(30日間)も書かれています。
プラン確認は、同様に191にKTMIとSMSを送るとプラン名が分かります。
データ通信料の残高確認は、「*102#」に電話しても分かります。
ドコモのスマホだと「キャッチホンサービス開始」の特番らしく、変なタイトルになっちゃいますが、ちゃんと残容量が表示されます。こちらの方がバイト単位で正確に分かります。(でもこれ、Kbでbが小文字だからビットってことになっちゃいますけど、、。KBって書いた方が良いと思いますよ>Viettelさん)
チャージ残高は「*101#」にダイヤルすると分かります。ドコモのスマホだと「ローミング時着信規制」の特番なんですね、、、。
速度計測
お約束の速度計測
Googleがスピードテストを提供したと噂でしたが、googleベトナムでは検索で出てこない、、、、。
しょうがないので直接リンク(speed.measurementlab.net)を叩いてみたが、たぶんサーバーがベトナムに無いんでしょうね、全然速度出てませんでした。
My Viettelに登録しよう!
Viettelホームページでユーザ登録すると各種設定や日本からチャージができるなどメリット盛りだくさんです。ベトナム滞在中に絶対登録しておきましょう。
公式トップページ(https://vietteltelecom.vn/)の右上の「人間マーク」をクリックすると、Đăng nhập(ログイン)/ Đăng ký(登録)が出てきますので、Đăng kýをクリック
登録ページでは「Số điện thoại(電話番号)」を入力して、Lấy mã xác thực(認証コード取得)をクリックすると、MyViettelからSMSが届きます。
あとは、Mật khẩu(パスワード)/ Nhập lại mật khẩu(パスワード再入力)のあとで、Nhập mã xác thực(認証コード)にさっきのSMSの認証コードを入れ、最後にMã bảo mật(セキュリティーコード)を画像から読み取って入力して、Tiếp tục(次へ)をクリックすると登録完了です。
ログイン後のトップページがこちら。$のところが残高とSIMの有効期限。SIMは最後にチャージか通話してから2か月間有効ですね。円グラフマークのところはパケットパックのプランと有効期限。
そのまま、Đăng ký Roaming(ローミング)で、Đăng ký(登録)をするだけで、日本でも使用できるようになります。
日本で発着信OKでした。日本だとNTT DOCOMOの電波をつかむんですね。在圏するだけなら無料なので、なんとなく電波を入れてベトナムにつながってる安心感を得ることができますww
ただし、パケットパックは無効で、じゃんじゃんチャージが減っていくのでパケットローミングはオススメしませんが。
チャージする
Myページでは日本からチャージもできます。ローミング設定をしておけばSMSの受け取りも無料でできます(受け取れなくても問題ないです)
クレジットカードの支払いができるはずなんですが、選択出来ず、、、。緑色の右側のアイコンですがクリックしても変化せず。(クレジットカードでのチャージ方法は後述)
なので、トップアップカードをホーチミン滞在中にゲットしてください。1万~10万ドンくらいで結構安めで売ってます。道端の屋台なんかでゲットできますよ。
コンビニなら定価ですが、綺麗なものが買えます。写真はmobifoneのものですが、Viettelのものが買えます。たぶん1万ドンでもOK。沢山買っておきましょう。
先ほどの「Nhập mã thẻ cào(スクラッチカードのコードを入力)」にコードを入れて、「Mã bảo mật(セキュリティコード)」を入れて、「Thanh toán(お支払い)」で実行できます。
チャージが成功するとこんなSMSが飛んできます。
WEBでは「Bạn đã nạp thẻ mệnh giá 50.000 VNĐ.」こんな赤字のメッセージが出てれば成功です。
スマホで確認できなくても、Myページで有効期限が延びてるのが確認できます。
現在Viettelでは、有効期限は「何かしてから+2か月」のようですね。
ギリギリ期限切れ前に、またチャージ、って感じで延長するしかないですね。
データプランは?
延長した際にデータプランが有効期限ならよいのですが、もし切れてしまった場合(例えば30日5GBプランなど)は、以後自動的に無料プランが適用されます。
右側に書かれている MIMAX0がそれですが、5MBまでデータ通信可能な無料プランです。なので日本にいる間はデータプランの心配は不要です。
ベトナムに訪問した際に、すぐに使えるように必要な金額をチャージしておくとよいですので、訪問直前に下記の方法でチャージしておくのがオススメです。
クレジットカードでチャージ
この方法なら、2か月以内にベトナムに再訪問の予定がなくても、またトップアップカードがなくても、日本で発行されたクレジットカードを使って、日本で期限延長が可能です。
クレジットカードで更新後は2018/3/15の有効期限に伸びました。2018/1/14にチャージ手続きをしたので、きっちり2か月後に有効期限が伸びました。
チャージはこちらのサイト(pay.viettel.vn)から行えます。Viettelのポータルサイトとは違いますが、ちゃんと公式サイトです。こちらの支払いサイトは英語に切り替え可能です(右上のイギリス国旗をクリックしてください)
このまま電話番号(国番号84が付いた状態でOK)、チャージ額、もう一度電話番号、セキュリティコードを入れて、Payボタンを押します。チャージ可能なのは50,000ドンから5,000,000万ドンです。どの金額でも有効期限は2カ月先までしか伸びませんので、50,000ドン(約250円)で良いと思います。
ログインを求められますが、右側の without LoginでOKです。
すると、、クレジットカード入力画面になります。嬉しいことにJCBの選択が可能です。あとはVISA、Matercardが選べます。アメックスは選べません、、。ちなみに、プリペイドのクレジットカードでは決済エラーになりました。(LINE PAYとau WALLETはダメでした)
ちゃんとJCBを選ぶと、3Dセキュア認証してくれるので安心です。