あまり目立ちませんが、上野動物園の横に「徳川家康公」をお祭りする上野東照宮があり、御朱印も頂けます。
上野恩賜公園
上野東照宮は上野恩賜公園の中にあります。近くには「不忍池弁天堂」もありますね。
上野東照宮
そして、上野東照宮の大石鳥居がお出迎え。
1633年(寛永10年)に奉納されたこの鳥居は、なんと「国指定重要文化財」です。石材には備前の御影石が使用されていて、関東大震災にもビクともしなかったそうです。
住所:東京都台東区上野公園9−88
ちなみにその横には、売店があります。「東照宮第一売店」と書かれていますが、第二売店は見かけないですね、、、。現存はここだけですかね? そういえばこの向かいに有った「上野こども遊園地」はいつの間にか閉園してました(2016年8月31日閉園)
200基以上もある石灯籠が並びます。ほとんどが1651年(慶安4年)に諸大名より奉納されたものだそうです。特に大石鳥居の脇にある大きな灯籠は、名古屋の熱田神宮、京都南禅寺の大石灯籠と合わせて日本三大石灯籠(日本三大灯籠)のひとつに数えられています。
旧東照宮五重塔。もともと東照宮の五重塔でしたが、明治時代の神仏分離令で取り壊し対象となったため、寛永寺に寄贈し取り壊しを逃れたものです。
こちらの写真は上野動物園から撮ったものですが、東京都の管理になっているとのこと。
銅灯籠。全48基もある「国指定重要文化財」です。唐門両側の6基は、内側より紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より2基ずつ寄進されたものだそうです。
絵馬も沢山ありますが、「強運開祖」「栄誉権現」のご利益があるからでしょうね、、。
ぼたん苑
年2回、春ぼたん、冬ぼたん を開催しています。この日は冬ぼたん祭りを実施していました。
上野東照宮の御朱印
1651年(慶安4年)造営された唐門で参拝を済ませます。こちらも「国指定重要文化財」。正式名称は唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)と長い!
ぼたん苑時期は牡丹の押印がされるとのことで、ぼたんバージョンもいただいてきました。(ぼたん苑)
有料の御拝観
社務所の横に受付がありますので、拝観券を購入します。(左側の家紋が入ったものです。)
御狸様とも呼ばれ、社殿脇にお祀りしている「栄誉権現社」。他を抜く狸という縁起から強運開祖、受験・就職・必勝の神様として信仰されています。
透塀も美しいです。1651年(慶安4年)造営。こちらも「国指定重要文化財」。菱格子の向こう側が透けて見えるのでこの呼び名があります。
唐門の裏側も素敵な彫刻。社殿。1651年(慶安4年)造営。もちろん、国指定重要文化財。
文化財保護の為、社殿内は非公開とのこと。 参道側から拝殿、幣殿(石の間)、本殿の三つの部屋から構成される権現造りで、社殿外壁には豪華な彫刻が施されていました。