安くて美味しい鳥貴族。良く利用させて頂いています。2017年10月1日に税別280円から298円に値上げしましたので、その前後で変化を検証してみました。
鳥貴族
気付くと突然店舗が増えてる印象の鳥貴族さん。2017年11月時点で596店舗もあります。
でも、全国制覇しているのかと思いきや、案外とエリア展開は限定的で、関東、東海、関西の3地域にしかありません。
鳥貴族は「タレ」のみをセントラルキッチンで製造して分配しているとのことですが、この工場が大阪と関東にしか無いようです。
保存料、化学調味料も一切使用していないため毎日発送している為、その範囲内でしか出店できない訳ですね。
ところで値上げの影響は?
1985年に250円均一、1989年には280円均一に値上げして以来28年間も280円で頑張ってたんですね。すごいわ。
値上げ自体は、こっそりサイズや量を減らしていく、お菓子やハム・チーズ、牛乳などのメーカーよりも、よっぽど正直だと思います。ただしサイズが小さくなったりしてなければ、、ですが。
鳥貴族は毎月「月次報告書」を提出しているのですが、これから抜粋すると、10月にいったん客離れが起きてますが、もう回復に向かっていますね。
値上げ幅は約6%でしたが元々安かったですしね。値上げしてもまだまだ安いことに変わりはないです。
メニューはどうなった?
さてと肝心のメニュー比較です。値上げと同時に色々淘汰されたんだろうな、、、と思いました。
もちろんメニューは刷新されていましたが、、ほとんど変わってませんね。写真すら既存品は撮りなおしていません。
こちらが新メニュー。手間がかかるであろう、とり釜飯も健在です。
気持ちいいくらい「ほぼ一緒」。値上げに乗じて、客を誤魔化そうっていう考えが1mmも感じられません。素晴らしいです。
実食
まぁ、メニューは「メニュー」ですから、実物が重要です。
こちらが280円時代の「名物 貴族焼」です。大ぶりな串が2本で280円という激安っぷりでしたが、、、
298円時代になっても、それは健在でした。サイズが変わってないどころか、むしろ大きくなってる気がします、、。
ものは違いますが、298円時代のものが、みみっちい事は全くありませんでした。
ドリンクは?
そして焼き鳥にはビールですよね。まさかグラスが小さくなったり、、、
こちらが280円時代の生ビール。居酒屋だと680円とかざらですから、半額以下でビール党の味方でしたが、、、。
298円時代でも、まったく変わりません。嬉しいです。泡が6%増えたり、、ってこともないです。ちゃんとしています。味も申し分なし。
ちなみに居酒屋で珍しい「発泡酒」を鳥貴族では扱ってます。生ビールとウソをついて発泡酒を出す居酒屋がゴマンといるなかで、「ビール系飲料」とはっきり書いてますからね。しかも生ビールとの原価の違いが凄まじく、この金麦は量が2倍くらいあります。(もっと違うかも?)とにかく巨大ジョッキできますので、お得感半端ないです。
あまり気にしていませんでしたが、2014年まで鳥貴族はキリンビールでしたが、今はサントリーに切り替えたんですね。調べるとその20年前はサントリーだったそうなので、奪回したわけですね。サントリーの営業さん頑張った!
ちなみに、キリンは今でも鳥貴族の1%の株を保有していますが、サントリーは鳥貴族の2%の株を保有しています。熾烈やな、、。
フード類
鳥貴族さんはお通しがありません。社長さんのブログにも書かれていますが、勝手に出すお通しは詐欺とまで言ってますからね。
そりゃそうですよね。信じられないくらい小さな小鉢に、ちょこんと盛られた冷たい「何か」が1品料理と同額だったりするんですから。
ってことで、お通しの代わりにキャベツをオーダーしました。おかわり自由ですから無限に行っちゃいましょう。
ふんわり山芋の鉄板焼きも、熱々でオイシイですよ。基本的に店で手作りしている鳥貴族さんですが、さすがにこれは冷凍仕入れかな、、?
おまけ
店舗によると思いますが、鳥貴族さんはテーブル下にコンセントがあります。公式サイトでもコンセント有無の店舗検索ができますので、もし必要な方は確認してみると良いと思います。
ま、いろいろコスト削減の為か、結構こういうこともありますが、、。
また寄らせて頂きます!