色々淘汰されて綺麗になった新宿駅前に、大正4年(1915年!)創業の定食屋さんが生き残っています。建物としては「さんらくビル」に入っていると思うのですが、さんらくビルは1969年竣工ですから50年くらいですね。なんにしても老舗ですね!
新宿駅 東南口
随分と綺麗になった東南口付近。数十年前はもっとダークな雰囲気だった覚えが、、、。
こんなビル無かったですもんね。って、このフラッグスビルは平成10年(1998年)竣工と20年も経ってる!!!
で、今回は「食堂長野屋」さん。ずっと気になってたのですが入ったことはなかったんですよ。
なにしろ、この雰囲気。競馬場脇にある場末の食堂の雰囲気(空想)。
でも、メニューは、最近の外国人観光客急増を受けてか、写真付きの分かりやすいメニューが貼られていました。数年前の写真をネットで見ると、ガラスケースにメニューは張り付いてませんでしたしね。
よく見ると定食メニューも充実しているので、「飲み」だけじゃなく、普通に食事できそうです。
住所:東京都新宿区新宿3丁目35
定休日:水曜日
営業時間:11:30~22:00
入店
入ってみます! 店員さんは若い割烹着のお姉さんのみ。チケットを買う必要があるみたいだったので声をかけると、そのままテーブルにどうぞ、と。これも外国人対策ですかね、、。
さすが築50年の建物。天井はヤニ(?)で真っ黄色です。東京都受動喫煙防止条例が施行されたらどうするんだろう、、、。
メニュー
写真付きメニューもありますが、昔ながらの看板メニューもちゃんと生き残っています。
日めくりカレンダーもある! 6月はまだ涼しかったんですけどね、、。真夏はどうなるんだろう、、、。エアコンが心配、、、。
やさしい写真付きメニューがこちら。カツカレーも有名なようですね。
単品メニューも充実。鳥貴族のような安い居酒屋に比べれば、すげー安い!って感じではないですが、定食屋さんだと思えば安い!
で、店員さんにオーダーをしてしばし待ちます。ホントに店員さん1人だけなんですね、、。2階がキッチンなのでなにやら連絡してるようでした。
実食
肉どうふ定食
来ました。定番メニュー「肉どうふ定食」。肉豆腐ではなく「肉どうふ」です。
それにしても肉の量が凄い! その分、豆腐は4分の1丁くらいかな? ちょっと小ぶり。
ライスもデカいですねぇ。大盛りって言った覚えはないですが、、、。
さて、メインの肉どうふ。スプーンが付いているので、ざくっとすくって、、、
オンザライス! 味も濃い目でいいですね。もちろん豆腐にも味が染みてるし、肉なんか何日煮込んだんだろうっていうパサパサ感(褒めてる)。
ちなみに味変も可能なので、、ってことで、、あれ、、これ、、、なに???
胡椒は新しいけど、七味のボトル大丈夫? 50年物なの? ねぇ、、絶対詰め替えて使ってるよね? 表面のシール削れてるし、、、。ドキドキするレベル!
カツカレー
カツは微妙な薄さで食べやすいですが、衣がちょっと厚すぎかな、、。でもおなか一杯になるパターンでよろしい。
カレーは玉ねぎをドロドロになるまで煮込んだ系で、昔風のカレーで安心感がありますね。
ってことで、美味しゅうございました。
焼き肉定食
こちらが焼き肉定食。いたって普通…。だがちょっと量が少ないかな。
まぁでも、豚肉の焼肉は美味しいですね。御飯がお替りできるわけではないですが、さくっと食べて、ビール飲んで帰る感じでしょうね。