ワイモバイルから発売している(していた?)Nexus5ですが、相当量出まわったので、SIMフリースマホとして使われている方も多いのではないでしょうか? 私もMVNOのSIMを挿して運用していますが、ある時、接続が不安定な事に気づきました。
途切れる
使っていると、H→圏外→びっくりマーク を行ったり来たりです。
そもそもLTEマークすら点かない状態です。
このHマークは、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)で下り14MBpsの、いわゆるFomaハイスピードです。LTEよりも全然遅いんです。
数分周期で繰り返してて、とっても不安定。そして遅い!
IIJ mio、NifMo、freetel mobileなど、みな同じ症状になります。
LTE接続をさせる
Nexus5に対しては、以下の2つの対応をすることで、LTE接続が安定しました。
余計なAPNの削除
アクセスポイント名ですが、SIMのMCC(440)とMNC(10)が一致すると、ずらっと初期値に入れられる、この大量のAPN。ここを順繰りアクセスしている感があるので、不要なものをすべて削除します。
1つ選んでは「APNを削除」を繰り返して、、、
最終的に目的の1つのみにします。またもし他のが必要になった際は、リスト画面で「初期設定にリセット」を選ぶと 元に戻りますので大丈夫です。
「MVNOの種類」の指定
MVNOの種類を指定します。最初は、ちょっと裏画面で見にくいですが「MVNO値 未指定」になっていますので、MVNOの種類をSPNに変更してください。
そうすると、MVNO値が NTT DOCOMOに固定されます。必ず「保存」を忘れずにしてください。
再起動してLTEを掴めば成功
あとは再起動してみてください。
こんな風に、LTEが点いて、不安定さがなければ完成です。
Android4.4でも、もし同じ症状が出た場合は、キャッシュの削除やDlvikをARTに帰るなど、様々な手法が有るようですので、試してみてください。