特に意識せず自由軒で「名物インディアンカレー」を食べてみましたが、実はそれは「せんば自由軒」で千日前の「自由軒」とは別物だと聞いて、、、。
とりあえず食う
色々大人の事情があることは知りませんでしたので、一番近くにあった、船橋センタービルの「自由軒」に向かいました。地下鉄本町駅が最寄りです。
とにかく大量のビルがある船橋センタービル。ビルというか地下街それぞれに名称が付いているようなイメージ。
で、向かうは「船橋センタービル9号館」です。案内図の左中央に「せんば自由軒」がありますね。
住所:大阪府大阪市中央区船場中央3−3−9 船場センタービル9号館
この船橋センタービルの居酒屋さんは、ほとんどのお店が激安。ビールなどは1杯250円くらいが相場のようです。
せんば自由軒
こちらが「せんば自由軒」。あれ?オデンもやってるんですか、、、?
この看板を見て、本店って書いてあれば、ここが総本山だと思いますよね、、、。(詳しくは後述します)
サンプルが沢山あって分かりやすい。中央の巨大なカレーもメニューにあるのかな、、、。
入店
お客さん少なかったですが、カレーとソースの良い匂いがします。
Kindle版だと無料なのでどうぞ。
実食
名物インディアンカレーにしました。独自ブレンドのカレー粉と秘伝ソースで仕上げた、明治43年以来変わらない味とのこと。もう少しどす黒い感じを想像していましたが、結構明るめの色合い。
かなりの厚みがあります。ちなみにLサイズにしています。とりあえず一口。うん、、しっとりしたドライカレーですね。カレー粉感があります。玉ねぎはほぼ生。
かけてみる。おー、ウスターカレーみたいに、ウスターソースが主役になります。その代りカレー感が、、、。
今度は「自由軒」の方にも行ってみたいな、、、。
いろいろな歴史
こちらは「自由軒」のホームページにある画像。自由軒と書かれていますが、
「せんば自由軒」の今回のお皿を見ると、「登録商標 自由軒」と書かれています。
自由軒や「せんば自由軒」の商標登録は、「せんば自由軒」の方が持っています。とはいえ「せんば自由軒」は破産手続をしたため、現在は「株式会社ベクトル」が運営しています。
自由軒のHPに歴史説明がありますが、あくまでも本家は「自由軒」で、「せんば自由軒」は別会社であることが分かります。
せんば自由軒のHPにある歴史とすり合わせると、以下のようです。
昭和二十二年:
創業者の次男と五男がバラックで「自由軒」を再開
昭和三十年:
五男が戦前の「総料理長 早野賢造」氏を呼び戻し再建を続ける
昭和四十一年:
次男が千日前に「自由軒」を開店
昭和四十五年:
五男が独立して「本町自由軒(せんば自由軒」をオープン
(総料理長 早野 賢造はこちらに移籍)
作ってるのが総料理長とすれば、どちらも全く同じ味ってことですよね、、、、。