JAL、ANAが７年ぶりに燃油サーチャージの廃止を発表しました。
昨年「円建てに変更」することで廃止を回避してきた各社ですが、もう打つ手がなく廃止となりました。
JAL「国際線「燃油特別付加運賃」が不要に（4月～5月発券分）」
2015年12月から2016年1月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり42.98米ドルでした。これに同期間の為替平均1米ドル120.14円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は6,000円を下回る5,163円となり、2016年4月から5月に発券される航空券には燃油特別付加運賃を適用しません。
テーブルをいじって燃油を徴収し続けてきたJALですが、とうとう想定よりも大幅に下回る「5,163円」となったため、完全に「非適用」となりました。
適用期間 ： 2016年4月1日から5月31日発券分まで
ANA「燃油特別付加運賃の改定について」
ANAも同様に廃止を発表しています。
