パスポートは5年,10年の有効期限がありますが、10年近くになるとスタンプで一杯になってきます。
スタンプが一杯になると「増補(ページを増やす)」も出来ますが、有効期間(残存有効期間)が1年未満になったり、査証欄の残りが少なくなった場合に「切替申請(再発行)」が可能です。
どちらがお得?
申請の種類 | 神奈川県収入証紙 | 収入印紙 | 合計金額 | ||
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新規申請 切替申請 ※ |
10年用 | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 | |
5年用 | 申請時に12歳以上 | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 | |
申請時に12歳未満 | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | ||
記載事項変更申請 (平成26年3月20日受付開始) |
2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | ||
増補申請 | 500円 | 2,000円 | 2,500円 |
神奈川県の例ですが、基本的に他県でも同じはずです。
切替申請は10年用で16,000円ですが、増補申請は2,500円で済みます。ところが、増補しても有効期限は延びませんので、どのタイミングで切替申請するのがお得なのか迷います。
切替申請は1年の単価が 1,600円に相当しますので、8年目に切替申請をすると3,200円分を「捨てる」ことになりますが、増補申請なら2,500円ですみます。9年目なら切替申請で1,600円なので、増補申請よりお得です。
なので、切替申請自体は16,000円しますが、残存有効期間が1年未満なら、増補せずに、切替申請がオトクです。
増補してみる
オリジナル状態のパスポート。こちらで約9年使ってます。ボロボロです、、、。
増補すると、こんな感じになりました。上半分に新しいページが無理やり追加されていることが分かります。40ページの増補ですが紙が新しいため、思ったよりも厚みは増えません。1.3倍くらいでしょうか?
裏から見ても、ちょっとはみ出してはいますが、それほど違和感ありません。これなら携帯性にも問題なさそうです。
申請方法
各県で違うと思いますが、神奈川県では、
・パスポートセンター(本所、支社、出張所)
・出張窓口(受付のみ)
・市町パスポートセンター(受け取りも可能)
という3パターンがあります。パスポートセンターが一番早く受け取りが出来ますが、時間が許せば、地元の市町パスポートセンターでの申請・受け取りが便利だと思います。