JR蒲田駅西口のサンライズ・ショッピングモールの先にある、蒲田名物「武田流古式カレーライス・支那そば」のインディアンが気になったので行ってみました。近くには立ち飲み屋が沢山あるのでシメの一杯(というか2杯)にいいですしね。
インディアン
一杯飲み屋が無数にある蒲田。マジで一体何軒あるんでしょうか、、、? 立ち飲み屋、居酒屋、なんでもありです。
その飲み屋街の端っこに、インディアンがあります。いつも気になってたのですが、大抵酔っ払いすぎで食べられない状態だったんですが、この日は行けますよ。行きましたよ。
住所:東京都大田区西蒲田7丁目63
ちなみに、その向かい側には「えっ!! 生パスタ 500円~」って店もあります。めずらしい樽生ホッピーもあるそうです。
入口はこんな感じ。ガラス張りで中が見えるので比較的入りやすいです。
ま、入口の右側にはこんな但し書きがあるので、ちょっとコダワリが強そうですが、、、。
えーっと、、大正5年生まれの武田さんが洋食コックを経て横浜にレストランを開いて、昭和30年に蓮沼駅(五反田駅から1駅のところね)にインディアンをオープン。昭和60年に現在の店主が受け継いだってことですね。
現在3店舗(蓮沼にある本店、蒲田西口店、池上店)があるようです。
店内
おー、昭和な感じ。でもキッチン綺麗ですね。
本店は昭和30年開店ですが、蒲田西口店はいつ開店ですかね、、。古そうなのは間違いないですが、、、。
メニューです。えーっと、カレーが950円、、、そこそこのお値段しますね。「最高級」だからですかね。支那そばは600円と比較的お安い。でも、セットだと1150円か、セット割りが凄い。
で、そのセットですが、先にそばが出て、頃合いを見て、カレーが出るとのこと。気遣いがすばらしいですね。
実食
数分でラーメンが来ました。おいしそうな塩ラーメン。澄み切ったスープが美味しそうですね。箸はなんと「屋久杉」。
さて、頂こう、、、、としたら、
すぐカレーが来やがった。あれ?時間差の話はどうなった???
まぁ、一緒に写真が撮れたのでうれしいと言えば、うれしいですが、、。
気を取り直してラーメンを頂きます。
支那そばって醤油ラーメンな印象ですが、こちらは塩ラーメン。魚介スープかな。あれ?蒲田西口店は玉子が入ってないんすね。あっさり過ぎてるスープですが表面の香味油があるのでしっかりとした味になっています。今流行りのこってりラーメンとは全く違ってある意味新鮮。
化学調味料も使っていないとのこと。
そしてカレー。金沢カレーのように、ルーが濃くてご飯を食べるためのカレー、って感じですね。
写真ではかなり茶色いですが、実物はもう少しドス黒いです。コクがあって、60年以上前に考案したとは思えない美味しさ。野菜と玉ねぎの甘みと、角切り豚肉の油がコクを出してて美味しい!
カレーを食べる際は、ラーメンのスープもちょいちょいススると良いアクセントになりますのでオススメです。
両方フルサイズなのでおなか一杯ですが、ハーフサイズもあるので、ぜひ二次会にどうぞ。
本店?暖簾分け?
蓮沼にある「インディアン」が本家本元なのは確かなようですが、それ以外はなんだかかなり複雑な家系のようです。
こちらの記事を見るとかなり詳しく書かれていますが、ラーメンにも違いがあり、王子や銚子にも、、、。
うーーん、詳細は以下の記事をどうぞ。
閉店
2017年10月31日で閉店とのことでした。蓮沼店、池上店へどうぞ~。
跡地には焼き鳥屋さんができていました。(2019年2月撮影)