2016年2月19日に発売されたauのガラホ「au GRATINA 4G KYF31」ですが、意外に高機能なので、手に入れてみました。
6か月たちましたのでSIMロックを解除してみました。海外でも使えましたよ。(SIMロック解除編はこちらから)
GRATINA 4G KYF31
京セラ製のガラホ「au GRATINA 4G KYF31」は、防水・防塵・耐衝撃や、スピーカー穴のないスマートソニックレシーバー、4G/ VoLTE通話、Wi-Fi、/Wi-Fiテザリング対応、Bluetooth、赤外線、ワンセグ、GPS、800万画素カメラと、かなり高性能なスマホ(ガラホ)に仕上がっています。
ただし、OSはAndroid5.1.1を採用していますが、Google Playには対応していないので、アプリ利用には制限があります。
とはいえ、デベロッパーモードにして開発者向けオプションからUSBデバッグをONにすれば、adb install でアプリのインストールは可能になります。esファイルエクスプローラとかを入れておけば、SDカードからインストールできるので便利です。
SIMは「au Nano IC Card 04( Nano SIM )」ですから、VoLTE対応のスマホと共有できますね。
スペックは以下の通り。
サイズ(幅×高さ×厚さ)約51 × 113 × 16.7mm(最厚部 約17.7mm)
重量 約130g
連続通話時間(音声通話時/日本国内使用時)約530分
連続待受時間(日本国内使用時) 4G LTEエリア:約530時間
電池容量 1,500mAh
電池パック取り外し ○
外部メモリ 推奨最大容量 32GB microSDHC
CPU MSM8909 1.1GHz クアッドコア
内蔵メモリ容量 (ROM) 8GB
内蔵メモリ容量 (RAM) 1GB
ディスプレイ(画面)タイプ メイン:TFT液晶
ディスプレイ(画面)サイズ メイン:約3.4インチ
ディスプレイ(画面)最大表示色 メイン:約1,677万色
ディスプレイ(画面)解像度 メイン:854×480(FWVGA)
防水 ○(IPX5/IPX8)
防塵 ○(IP5X)
VoLTE ○
Wi-Fiテザリング ○(最大10台)
Wi-Fi規格 IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
Bluetooth Ver.4.1
有効画素数 メイン:約800万画素、サブ:―
オンラインショップでの入手
最近はオンラインショップでの入手も適正価格になっていますので、最新スマホ以外ならばオンラインショップでの入手も悪くありません。
KYF31ならば、定価37,800円で、誰でも割の適用により、一括10,800円となります(乗り換え、機種変更の場合。新規契約は21,600円、、、)。さらに下取りにより古いガラケーでも10,800円になるので、ほぼ確実に一括0円で入手できます。
さらに毎月割が付きますので毎月の維持費も削減できます。(毎月割の価格は頻繁に変更されます)
とはいえ、公式サイトでは品切れが続いています。たまに在庫が復活しますので公式サイトで購入されたい方はこまめなチェックが必要です。
しかし最近では値段のこなれた、後述の中古店での購入で十分かもしれませんね。
併売店での入手
併売店での定番、「2台でお願いします」のパターンです。
今回は、ソフトバンクのシンプルスタイル(プリペイド携帯電話) から1回線と、ドコモのガラケーから1回線をMNPしました。
こちらのシンプルスタイルは「ソフトバンクのプリモバイルを1年先のMNPのために仕込む」で用意したものです。ようやく役に立つときが来ました!
中古店での購入
未使用中古品ならイオシスなどで、6,980円(税別)で販売中です。時期によってかなり変動はあるようです(イオシス)
amazonなどでも同様の価格帯ですね。格安VoLTEケータイとしてオススメです。
開けてみる
オープン。意外とデザイン性の良い箱ですね。本体色とケース色が揃ってます。
付属品はゼロ。気持ちいいくらい何もありません。ケーブルすらない、、、。ぺらっぺらの取扱説明書は入ってますけどね。
充電器もついてませんが、一般のスマホの充電ケーブル(マイクロUSB)が使えるので困ることはないでしょう。
黒が気に入ってたのですが、1日使ってみて、今は緑がお気に入り。カエルっぽいし。
待ち受け画面もカラバリに応じて色合いが違います。(変更もできます)
SIMやマイクロSDカードは電池を外してセットします。ガラケーですがVoLTEなので nano SIMなのがうれしいです。
なにはともあれば、設定→無線・ネットワーク→データ使用量の「モバイルデータ」をオフにしておきましょう。これでパケ漏れがなくなります。
念のため、データ通信制限からすべてのアプリのデータ通信を「制限中」にしておきましょう。
Wi-Fiが使えますので、通信はすべてそちらでOKだと思います。
ちなみにRAMは1GBで空きが380MBほどでした。ROMも8GB(使えるのは4GB)と少な目です。
なお、SIMロック解除対象機ですので、こちらの「SIMロック解除の可否判定 」サイトから確認して指定日(180日後)に解除できたら、mineo VoLTEでの運用もいいかもしれませんね。
ガラケーの定番、卓上フォルダも売ってます。
ガラホの維持費
基本料金(VKプランS) 998円
LTE NET 300円
ダブル定額(VK)500円
合計 1,798円/月額 (+ユニバーサル料)
ネットも一切しないなら、VKプランSだけで十分です。しかもプランSには無料通話が1,100円も付いてますのでお得です。
*全て税別。
最新版アップデートで楽天Edyに対応!
購入時のビルド番号「100.1.4600」でしたが、2016年6月2日からは楽天Edyに対応したアップデートの配信が始まっています。
最新のアップデートの公式サイトはこちら
サイズはそれほど大きくないですが、Wi-Fi利用がいいと思います。
楽天Edyアプリが追加されてました。
ちなみに、初めて「おサイフケータイ」を使う場合は、先にモバイルSuicaにてFelicaの初期化が必要です。
GRATINA 4G アップデート情報
さらに2016年10月6日には、アラームが設定日時に正しく鳴らない不具合と、音声着信時にバイブが動作しない不具合を解消した、ビルド番号:103.1.4930のアップデートが出ています。
2017年4月17日には、セキュリティ機能の改善のアップデートもありましたので、最新にしておくことをオススメします。