訪問した時は夏休み直前で、まだ「233号機関車」が国の重要文化財に指定される前でしたが、SLとか新幹線とかいろいろ見てきました。
京都鉄道博物館は京都駅から遠い
駅前にあると思ってましたが、さすがに広大な土地が必要な博物館は駅前じゃなかったです、、。
バスで行くのが一般的なようです。駅前のB3バス乗り場ですね。
バスに揺られて10分(この日は渋滞があったので15分ほど)で到着。
途中、チンチン電車がありますが、これは梅小路公園の展示物です。
その他アクセス方法はこちらからどうぞ(公式サイト)
エントランス
左側は旧二条駅舎を移築した、旧梅小路蒸気機関車館(2015年8月30日に閉館)のエントランスです。現在の京都鉄道博物館のエントランスは右側の新築の三角の建物で、旧二条駅舎が出口になってます。
営業時間は時期によって違いますが、通常は10:00~17:30(入館は17:00まで)と短め。夏休みは延びたりします。
営業時間はこちらから確認できます(公式サイト)
まずは券売機。ちゃんと交通系ICカード(SuicaもOK!)が使えます。もちろん現金もOKですがクレジットカードは使えません。
入場チケット。領収書も発行すると絵柄違いがゲットできますよ。(なんと偶然にも国の重要文化財に指定された「233号機関車」でした!)
入場!
0系新幹線。
300系新幹線は名古屋の「リニア・鉄道館」にしか展示がないようです。
設備関連
列車発車票とか。(ぱちぱちボタンを押して表示が変えられます。最高に楽しい)
スケルトンの自動改札機が試せます。切符がスルスル動くの見れますよ。
レストランも併設(レストランは閉館時間よりかなり早いのでご注意を)
233号機関車
国の重要文化財に指定された233号機関車は、本館の入り口に展示されてました。
この時はまだ文化審議会答申(2016年3月11日)を受けただけの状態でしたが、その後2016年8月17日に無事認定を受けました!
1903年に逓信省鉄道作業局が汽車製造合資会社に発注したもので、現存する最古の量産型国産蒸気機関車とのこと。
・逓信省鉄道作業局が汽車製造合資会社に発注し、明治36年度(1903年から1904年)に竣工した1B1形タンク式蒸気機関車。
・本形式の蒸気機関車は安定した性能と保守の容易さから、明治42年までに51両が製造され、国産初の量産型機関車となった。
・蒸気機関車国産の先鞭をつけた形式の車両として鉄道史、産業史上などに学術価値が高い。
というのが文化庁による評価ポイントだそうです。
他にも京都府では、京都府与謝郡与謝野町字滝941-2の加悦SL広場にある「123号蒸気機関車」も重要文化財の指定を受けています。京都駅からはかなり遠いですが、、。行き方はこちらをどうぞ(公式サイト)
梅小路機関車庫
旧梅小路蒸気機関車館(2015年8月30日に閉館)の時代からは、梅小路機関車庫も国の重要文化財に指定されています。こちらは2004年12月10日に指定と、かなり以前の指定ですね。
大正3年11月に竣工したもので、現存する最古の鉄筋コンクリート造機関車庫として、高い価値があり、また、大規模な架構や合理的な平面計画により、機関車修理などの効率的作業を可能とし、全国的な鉄道輸送力増強を支える一翼を担った、大正、昭和期を代表する機関車庫として重要である。
とのこと。
他にも気になる重要文化財があればこちらのデータベースから検索できます(文化庁)
D51 1号機。いわゆる「デゴイチ」ですね。Dは蒸気で駆動する車輪の数を表していて、Aから数えて4番目なので、4輪駆動という意味なんだそうです。
スカイテラス
ここからは、新幹線をはじめ京都線、嵯峨野線などを行き交う列車の走行シーンも眺めることが可能で、京都タワーや世界遺産となる東寺五重塔なども眺められます。
おみやげ
こういった限定プリクラや(これは梅小路機関車庫の奥にあります)
一番人気(たぶん)の「ブレーキハンドル型ボトルキャップ」を買うのを忘れないように!
炭酸ペットボトルのふたを開けるのに使うと、「ぷしゅ~」と圧縮空気解放の気分が味わえる優れものです。1000円(税別)です。
開発者インタビューはこちらから(外部リンク)