骨伝導ヘッドホンを1年間使って分かったこと #AfterShokz #Aeropex

 

新型コロナウイルスの影響で多くなったテレワークでのWEB会議、ヘッドホン使う人も多いと思いますが、耳をふさぐと「周りの音が聞こえない」「耳穴が痛くなる」などの弊害があるので「骨伝導ヘッドホン」に興味がありました。

こういうヤツですね、、。実際に1年間使ってみて分かったことを書いてみたいと思います。特にメガネ+マスクを付けて大丈夫なの?とか気になりますよね。

パッケージ

海外製品らしく無駄なパッケージ。このまま吊るして売るパターンなんだと思いますが、パッケージ代も安くないと思うんです。

中身もまだすぐには見えず、、、

おおお、巻物スタイル!

うん、、だから過剰包装止めたら1,000円くらい安くなるじゃないですかね、、ww

中身はこんな感じ。

特殊な充電ケーブルが2本入ってました。このケーブル以外で充電できないので非常に重要。移動先でバッテリー切れたらオシマイです。
右側は耳栓。柔らかい形状記憶スポンジです。

ヘッドホンを収納するケースもついてました。バカでかいので使ってません、、。

Aeropex Charging Data Cable
Aftershokz
¥1,995(2024/12/08 00:35時点)
AfterShokz Aeropex 専用マグネット式充電ケーブル

本体

見た目が非常にシンプルなAfterShokz Aeropexですが、振動ユニット+バッテリ+Bluetooth5.0が入ってるとは信じがたい小型ですよ、、。たった26gしかない!!

振動ユニットはこの楕円形の部分。類似の骨伝導ヘッドホンも多数ありますが、特許技術を持っているのはAfterShokzなので本物を買うべきでしょうね。

バッテリーユニットの裏を見ると、ここにスイッチ2つと充電端子が付いてます。スイッチは「+」「ー」の2つで、電源ON・OFFやミュートやペアリングなど複雑な組み合わせで制御します。

そしてこれが特殊な充電ケーブル。防水防塵性能(IP67)のためにこういう端子になったそうですが、1日フルで使用すると持たない(最長8時間の連続使用)ので、長時間外出する方はケーブル持参したほうが良いです。

端子は「ぴとっ」っと磁石で吸い付きます。気持ちいいです、、。

ただしAeropexは2万円くらいするのでお高い! 若干性能は落ちますが同じ骨伝導技術を使用した半額になる「OpenMove」があります。

使用感

自分の後頭部をさらすのはどうかと思うので、公式サイトの写真を流用しますが、実際にこういう感じで利用します。
この時気になるのは、マスクを使用した時のフィット感です。さらに自分はメガネもかけているので、どうなるのか懸念がありました。

マスク+メガネ+骨伝導ヘッドホン

自宅でWEB会議をする際は、メガネ+骨伝導ヘッドホンだけで済みますが、実はこの時点でちょっと違和感はあります、、、。骨伝導ヘッドホンはピッタリ肌に密着させる必要があるので、

骨伝導ヘッドホン→メガネ

の順番で付けることになります。つまり、骨伝導ヘッドホンのアームの上にメガネのフレームが重なる状態。慣れの問題もありますが、アームとフレームがカチャカチャぶつかるので、すぐズレる。

骨伝導ヘッドホン→マスク→メガネ

さらにマスクが加わるとややこしい、、。メガネとマスクの順番はお好みになると思いますが、メガネを直すので自分はこの順番ですね。

つまり耳にかかる負担が結構大きいです。ギューっと締め付けられる状態なので、

孫悟空の緊箍児(きんこじ)

みたいな感じでww 長時間付けっぱなしは厳しいですね。自分は2時間ぐらいが限界です…

電話が来た!!

地味に困るパターンはいくつかあるのですが、パソコンとAfterShokzを接続して会議している時に、スマホに着信が来たときですかね。
耳に骨伝導ヘッドホンがハマってるので、全部外す(メガネ、マスク、骨伝導ヘッドホン!)のは大変ですし、外さないとスマホのスピーカーが耳に当たらない、、。

マルチポイントペアリング

そんなときには2台のデバイスに同時に接続できる「マルチポイントペアリング」という機能が使えます。

  1. ヘッドホンはオフの状態です。
  2. LEDライトが赤と青に点滅するまで、音量の+(プラス)ボタンを5〜7秒間押し続けて、ペアリングモードに入ります。
  3. 多機能ボタンと音量の+(プラス)ボタンを2〜3秒間押し続けて「マルチポイント対応」の音声が入ります。
  4. 最初のデバイスをペアリングします。「つながる」という音声が聞こえたらペアリング完了です。
  5. ヘッドホンを再度オフにします。
  6. LEDライトが赤と青に点滅するまで、音量の+(プラス)を5〜7秒間押し続けると、ペアリングモードに戻ります。
  7. 2番目のデバイスをペアリングします。「Device Two Connected」という音声が聞こえたらペアリング完了です。

こういう手順(公式FAQより引用)で可能なのですが、どうにも切り替えが上手じゃなく、、スマホやパソコンに依存するみたいですが、結局現在はこのモードは使ってません。

マルチポイント接続をオフにするには、ペアリングモードに移行後、マルチファンクションボタンと音量-ボタンを3秒間長押ししますと、「マルチポイント接続を終了します」と音声ガイダンスが流れます。

騒音

高性能なノイズキャンセリングが搭載されているので、雑音などは消されて結構クリアに音声は相手に伝わりますが、周りで人の喋り声が有ったりすると同じように綺麗に拾ってしまいます。
ほとんどのシチュエーションで「AfterShokz Aeropex」で十分なのですが、周りの状況によってはアーム付きの新製品「AfterShokz OpenComm」のほうが良いかもです。

重さが33gに増えますけどね、、。

 

色々課題はありますが、少なくとも耳をふさぐヘッドホンよりも生活音が拾えるので安全でオススメです。頭の締め付けさえ緩くなれば完璧なんですが、、

 

 

 

 

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