skyteam elite plus(スカイチーム・エリート・プラス)の特典まとめ

飛行機を使った旅行に欠かせないのが、各社のマイレージプログラムです。
現在は、大手３つのエアライン・アライアンスに集約されています。

エアライン・アライアンス

ワンワールドアライアンス（JAL）
スターアライアンス（ANA)
スカイチーム（その他）

非常にざっくりと言うと、JAL,ANA,その他。というくくりになります。
普段良く使うアライアンスにターゲットを絞って、マイルを積算していくのが良いと思います。

スカイチームは、2016年3月時点で下記２０社が加盟しています。

アエロフロート・ロシア航空
アルゼンチン航空
アエロメヒコ航空
エア・ヨーロッパ
エールフランス航空
アリタリア-イタリア航空
チャイナエアライン
中国東方航空
中国南方航空
チェコ航空
デルタ航空
ガルーダ・インドネシア航空
ケニア航空
KLMオランダ航空
大韓航空
ミドル・イースト航空
サウディア
TAROM（タロム航空）
ベトナム航空
廈門航空

アジア圏に強い印象です。
各社のマイレージプログラムにはバラつきがありますが、判断基準の一つは「ステータス」です。

ステータス

	ワンワールド		スターアライアンス	スカイチーム
上級ステータス	エメラルド	サファイア	ゴールドステータス	エリート・プラス
ラウンジの利用	○	○	○	○
満席時の座席確保				○
受託手荷物の追加	○		○	○
優先的な受託手荷物の取り扱い	○	○	○	○
優先チェックイン	○	○	○	○
座席の優先指定				○
優先搭乗	○	○	○	○
空席待ち優先	○	○	○	○
獲得マイル優遇			○	○
セキュリティ・レーンでの優先ライン	○			○

ステータスを持っていると、これだけの優遇が受けられます。
ただし、ここに到達するには、とても高いハードルがあります。

概算で以下の旅程を１年以内に達成する必要があります。

ワンワールドは、50,000 FLYONポイント（台北往復で約26往復）
スターアライアンスは、50,000プレミアムポイント（台北往復で約25往復）
スカイチームは、50,000MQM (台北往復で約19往復）

ヨーロッパ便など長距離路線なら回数的には少なく済みますが、その分、値段も高いわけで…。なんにしてもハードル高過ぎです。金額にして１００万円程度を１年で消費する必要有りますし。

＊「修行」と称して、回数で稼ぐパターンもありますが、それでも40～50万円はかかります。

修行不要で上級ステータスを獲得する

世界で唯一(当社調べww)、飛ばずに上級ステータスを得る方法が、日本にだけあります。

これ
↓

デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費26,000(税別）で、デルタ航空の「ゴールドメダリオン」資格が得られます。
なんの条件もありません。カードに加入するだけです。これだけで、ゴールドメダリオン＝スカイチーム・エリート・プラスの資格が得られるのです。

同じカードは海外でも発行していますが、このステータスが得られるのは、日本だけです。日本路線を強化したい、デルタ航空の思惑ですかね。

加入後もデルタ航空を使う必要はありません。スカイチームの航空会社のチケットを買っていれば、ラウンジも無料で使え、ビジネスクラスチェックインカウンターが使え、預け荷物の超過もOKで、しかも優先的に引き取れて、、、、と特典盛りだくさんです。

損益

ワンワールド(JAL)、スターアライアンス(ANA)、スカイチーム(DELTA)と、どれを選んでも、一度上級ステータスを得た後、飛行機に乗らなくても、ステータスの維持は可能です。

JALは「JALグローバルクラブCLUB-A カード」
…年額 10,000円(税別)
ANAは「ANAスーパーフライヤーズカード」
…年額10,250円(税別)
DELTAは「デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」
…年額26,000円(税別）

つまり、年額13,000円の差額で、スカイチームの上級ステータスを得ることが出来るわけです。
修行で５０万円かかるとしても、約３８年分もお得です。

年額13,000円ですが、ラウンジで食事できるので空港のレストランの高い飯は不要（2,000-×2回)、手荷物のオーバーチャージも１個不要で(3,000円）、ラッキーアップグレードもあるかもですし、デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには、キャッシュレス治療も可能な海外傷害保険が自動付帯なので、別途保険に入る必要もありません(5,000円）

マイルも２～３倍付きますから、年間２回ほどアジア旅行行くなら、十分に元が取れます。